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和田一夫に聞く-21世紀のリーダーとして

  21世紀の企業家像とは何ですか?またこれから企業家になる人に何を伝えていくべきですか?(29歳/福岡県/会社役員)  

  20世紀と21世紀の大きな相違点というのは、20世紀に経験したことのなかったことが21世紀には起こりうるということです。しかもそれはもう始まっているのです。経営の立場から見ても、今まで「こうすればいい」と思っていたことが難しくなります。

例えば、大企業では終身雇用制があって、そこで真面目に働いていれば一生が保証されていました。これからは、働く人が何を持っているか、人に無い自分というものを持っている人が伸びるのです。また、そういう人が求められています。一人ひとりの「その人でなければならないもの」というのがどうやってそこに打ち出されているかというのが大事なのです。今までやってきたこと、よかったことをすべて否定してしまわないと新しい自分というのは生まれません。生まれ変わって作り出してこないといけません。そういう意味で言うと、私のように全部倒産してなくなっているから、またゼロから始めると、「こういう時こうすればいい」というのがすごくよくわかります。そういう過去の経験は大切にしなければならないけれども、「発想」というのは過去にとらわれず、過去をすべて捨てて新しい目でこれからの自分というものを見つめられるようにしていかなければならないと思っています。

その中でやっぱり一番大事なのは、私は心だと思います。その心というのは、結局すべてのものごとができる一番のベースですから、教育の問題にしても子供さんが両親を尊敬する、兄弟のみんなが仲良くしていくということがもとになるわけです。そういうようなことからいうと、心を教える、心を育てるということは21世紀の重要な問題だと思います。
 


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