和田一夫ウェブサイト ホーム
和田一夫に聞く-経営者として歩んだ道

  資金不足の時にはどうやって解決していたのですか?(19歳・大阪府・学生  

   一番印象に残っているのは、ブラジルヤオハン倒産の後、日本で助けて頂いたボーリング場戦略のことです。石油ショックのあおりを受けて衰退したボーリング場をスーパーに変えてほしいというお話がありました。それをやってみましょうということで最初の店をやったらそれで成功したのですね。それで約1年ぐらいの間に20店舗ぐらいボーリング場の店をスーパーに変えていきました。まず家賃が安く、投資資金もほとんど無いと言う状態で、ボーリング場をそのまま利用してスーパーにしたのです。導入した設備等、3年払いなどにしてもらってしのぎました。問屋さんや取引先の方も同様に今日商品を納める分については3ヵ月後に支払いをすれば良いということで、売上がどんどんたまっていきました。それで、危機を乗り越えた経験もございます。

 基本的にはお金が足りないから借りてくるというよりも、支払サイトの調整だとか、経営計画を立てて、お金が余るように持っていくというやり方でした。ボーリング場戦略をやった時は、丁度不況と言われていた時期だったので、取引先の方はどんどん商品を売りたかった。店を増やせば、より多くの商品が売れ、それに改築するのに建築屋さんも注文が来る、ということで双方とも支払いは3年後で良いという確約を結ぶことができたのです。これも時代、ということかもしれませんが、そういうふうに助けてもらったのですね。
 


和田一夫HOME メッセージ歴史講演活動今を生きるゼロからの再出発もう一つのシリコンヴァレー物語
|中国で生きるビジネス学経営者として学んだ道21世紀のリーダーとして講演依頼取材依頼プライバシーポリシー
和田一夫ウェブサイト